低速サイクルカバカイナ_S5

コロナに掛かり最終日出来るような体調とメンタルでは無いので記録として書きました

長年ポケモンしてきて「一番完成度高い」と自信を持って言えるものに仕上がったので最後まで見ていただけたら幸いです

[環境考察]

天然勢は減ったもののエナジーによる積みへの阻害が多く逆に相手の起点になってしまう事が多々あった為積みアタッカーを通すのは難しいと感じました。

また渦アンコカイリュー/打ち分け可能なサーフゴー/モロバレルの増加などで受け回し気味な構築(チオンドクガetc...)は選出択が生じ勝率が安定しないと感じた為今期は見送りました。

初手のパオジアン/ディンルー/コノヨザルが特に多いと感じた為これらの3体に対して展開不利を取らない事が必須だと感じました。

 

[構築作成経緯]

初手のコノヨザルの命懸けが多く存在していた為初手に置くポケモンはH実値218↑である事が必須と考え、上記の3体に展開不利を取らないポケモンとしてチョッキテツノカイナを採用しました。

テツノカイナでサイクルを回すに当たって障害となるのがカイリューだった為、増加していた飛行テラバにも対応しやすくそれ以外の物理アタッカーに対しても後投げから展開を取れるHBカバルドンを採用し、この2体の低速サイクルを軸に構築を作成しました。

この2体がかなり低速に寄っていて後投げから展開を取るポケモンな為、こちらから動きを押し付ける事が出来て技範囲が広い高速アタッカーとしてスカーフハバタクカミを採用しました。

ここからは3体の基本軸では対応出来ないポケモンに対しての補完を組む事にしました。

ロトム/マリルリ/イルカマンなどの水タイプに対して対面から勝てるポケモンが居なかった為、ディンルー/チオンジェンなど増加している悪タイプに対しても強気にサイクルを回せる駒として鉢巻マスカーニャを採用しました。

これまでの4体ではモロバレル/キノガッサ入りに胞子を打たれているだけで崩壊しサイクル形成する事が出来ない為、状態異常を阻害出来るポケモン+終盤増加していたキョジオーンに対して強い駒として隠密サーフゴーを採用しました。

基本選出の3体+マスカーニャが毒菱に弱すぎる+終盤増えていると感じた眼鏡カミを受けれるポケモンが欲しいと感じた為HDドクガを採用しました。

以上の6体で構築が完成しました。

 

[個体紹介]

テツノカイナ@突撃チョッキ テラス:鋼

意地 A252-D204-S52

ワイボ/ドレパン/ヘビボン/ボルチェン

 

圧倒的な数値で相手をねじ伏せながらサイクルを回せる今期のMVP

今期のカイリューはノーマル/飛行のテラス前提である事が多かった為、カバルドンと合わせることで天敵のカイリューにすら打点を持てる点が本当に強かったと感じました。

鋼テラスで妖技を半減にしつつ、テラスヘビボンがHB特化カミに対して151%~179%入りカバルドンの砂/ステロと合わせて迅速な処理が可能になる為環境にも合っていたと感じました。

 

カバルドン@オボンの実 テラス:草

腕白 H252-B172-D84

地震/ステロ/欠伸/吹き飛ばし

 

今期増加した鉢巻飛行テラバをも後出しから展開有利を取る事が出来る神

ディンルーとの差別化点として欠伸の存在があるが、回復ソースを持たないカイリューが増加していた為個人的には砂の存在が大きいと感じました。

プレイングによってまだまだ強く使えると感じたのでここだけが反省点。

 

ハバタクカミ@拘りスカーフ テラス:フェアリー

控えめ H148-B148-C196-D4-S12

ムンフォ/シャドボ/パワージェム/滅びの歌

 

カイナカバのサイクルで相手を疲弊させた後のテラスムンフォの一貫性がとにかく高くこのポケモンで何度も3タテしました。

エナジーカミがかなり増加していた為、相手の型誤認を誘えた点もかなり良かったと感じています。

今期起こりがちであった"高速ポケモンによるSのチキンレース"もカバルドンの飛ばし+スカーフによってそれを解消し、こちらの攻撃を一方的に押し付けられる展開を取れた為やはりこのポケモンの性能には目を見張るものがありました。

 

マスカーニャ@拘り鉢巻 変幻自在 テラス:草 

意地 A252-B4-S252

トリフラ/叩き落とす/蜻蛉返り/トリック

 

イルカマン構築やディンルー/チオンジェンへの圧が凄まじく、マスカーニャを舐めたチオンジェンがテラスしない事が多くあり変幻自在蜻蛉で毎回粉砕していました。割と今期は初見殺し感。

キョジオーン構築に対してもテラス水の事が多かった為、終盤になるにつれて選出が多くなっていきました。

 

サーフゴー@隠密マント テラス:水

控えめ H228-C36-S244

ゴルラ/サイコショック/悪巧み/再生

 

悪巧み+サイコショックの採用により受け回しに対する解答となれたポケモン

チオンドクガ+パオジアンに対してもステロ+水テラスで1体で完封する展開も多かったが、終盤は相手側もサーフゴーをかなり対策していたようだった為カバ+サブゴ+@1の並びで見ていました。

 

テツノドクガ@厚底ブーツ テラス:草

穏やか H252-D252-S4

炎の舞/毒菱/吹き飛ばし/朝の日差し

 

まじで1回も出さなかった。

見た目上は毒菱回収役+ムンフォ受けとして滅茶苦茶大事だった(ように感じました)。

 

[選出]

対スタンパ カイナ+カバ+カミで9割

対イルカマン マスカ+カバ+@1

対受け カバ+サブゴ+@1

 

[レンタル]

 

最高:2019  最終:宇宙の彼方